Case File#1 はい、ざんねん~ 「プラチナデータ」 【3】

Case File#1 はい、ざんねん~ 「プラチナデータ」 【1】 で、

「ソーシャルエンタメ的に、ハッシュタグは、コミュニティを形成し、コミュニティーに入るための鍵(キー)である」

Case File#1 はい、ざんねん~ 「プラチナデータ」 【2】 では、

「カウントダウンツイート」と「実況中継ツイート」の効用

的なお話をしました。

長くなっていますが、引き続き、映画「プラチナデータ」公式Twitterアカウント @platina_movie を追跡していきましょう。

 

映画「プラチナデータ」公式Twitterアカウント @platina_movie 追跡データ (続き)

         2013/3/16 初日舞台挨拶中、フォロワー50,000人越え
2013/3/16 初日舞台挨拶中、フォロワー50,000人越え

 

2013年3月16日(土) :

 

「プラチナデータ」公開当日の舞台挨拶中、フォロワー数6万人越え達成!

 

「公式Twitterのフォロワー数が6万人を超えました!」という話は、第二回目の舞台挨拶中、司会の方からもアナウンスされ、生中継されていた劇場でもひとしきり拍手が沸き起こりました。 おそらく聴衆の中にも公式アカウントのフォロワーが多くいたものと予想されます。

2013/2/18 に5万人フォロワー達成以来、一か月足らずで6万人達成です。 正確には26日で1万人、一日あたり平均357人。

 

2012/12/25 のアカウント開始から数えると、2013/3/16  までの、81日で、60,000人のフォロワー

一日当たり平均 740人と言うことになります。 50,000人フォロワー達成までが一日当たり平均 910人だったので多少鈍った感じでしょうか。 フォロワー数推移の正確なデータの記録がないので確かなことは言えませんが、推測するに、アカウント開始の早い段階で一気にフォロワーを獲得し、徐々に獲得数の度合いが緩くなってくる、対数関数的なフォロワー数の延び方だったと思われます。 (対数関数はもしかして違う? 図のイメージ的にあのような感じと想像して頂ければ幸いです。)

 

また、「60,000人越え」は、2013/3/16時点で、東宝映画の公式ツイッター史上最高のフォロワー数となりました。 東宝映画というか、日本映画作品としても史上最高のフォロワー数でしょう。  この記録はすぐに他の作品によって塗り替えられてしまいますが、 あの作品かな?それともあの作品かな?何の作品なのかは、また別の機会に検証しましょう。

 

   2013/3/28 博多駅前広場イベントの告知 一回目(13:01)
   2013/3/28 博多駅前広場イベントの告知 一回目(13:01)

 

2013年3月28日(木) :

 

『神楽龍平を追跡せよ!』キャンペーンで、新宿→札幌→新潟→大阪と舞台挨拶ツアーをまわり、最終日にあたるこの日は、全国1位のTジョイ博多での舞台挨拶の日です。

 

この日、舞台挨拶終了後、驚くべきイベントがサプライズ的に開催されたのです。

 

イベントの告知は Twitter上で行われました。 経緯を追ってみましょう。

 

   2013/3/28 博多駅前広場イベントの告知一連 (時系列的には下から上の順)
   2013/3/28 博多駅前広場イベントの告知一連 (時系列的には下から上の順)

2013/3/28 12:12

そこで、感謝の気持ちを一人でも多くの博多の皆さんにお伝えする場をご用意したいと思います。

 

2013/3/28 12:14

詳しくは13時にご案内致しますので、しばらくお待ち下さい。

 

その後に続く一回目の告知

2013/3/28 13:01

本日28日(木)15時より、博 多駅前広場にて、映画「プラチナデータ」主演の二宮和也さんから博多の皆様へお礼のあいさつをさせて頂きたいと思います。お時間がございましたら、博多駅前広場にお集まりください。

 

2013/3/28 13:41

防災上・お客様の安全上、会場では係員の指示に従って下さい。万一、不測の事態が発生した場合はやむを得ず中止とさせて頂く場合がございます。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

 

二回目の告知

2013/3/28 13:48

本日28日(木)15時より、博 多駅前広場にて、映画「プラチナデータ」主演の二宮和也さんから博多の皆様へお礼のあいさつをさせて頂きたいと思います。お時間がございましたら、博多駅前広場にお越しください。

そして、2013/3/28(木) 15時から、博多駅前広場にて、舞台挨拶を観覧できなかったファンのためということで、プラチナデータ主演、嵐の二宮和也さんのあいさつイベントが開催されたのでした。 平日にもかかわらず、博多駅前広場に集結したファンは7,000人だったそうです。 「13時の告知から、ほんの2時間で7,000人もの人たちが集結!」とは、さすが、6万人ものフォロワーがいるTwitterアカウントならではの伝播力です。 もちろん、中には口コミや偶然通りかかった人たちも含まれるていたかもしれません。 可能であるならば、ソーシャルエンタメ講学的には、ぜひとも、どのようにして7000人の方々がイベントがあることを知り、集結に至ったかということについて、アンケートを取ってみたいところです。  

 

 <<アンケート>>

1. どのような方法で、博多駅広場前のイベントを知りましたか。

  a. Twitter   b. 口コミ  c. お知らせの紙を見た d. その他(              )

2. 口コミの場合、話をしていた人はどのような方法でイベントのことを知ったと言っていましたか?

  (                                  )

3. 何時ころにイベントがあると知りましたか?

     (                                                                                  )

4. イベントのことを知った時、何をしているところでしたか?

     (                                                                                  )

5. 他の用事の予定を変えて、博多駅前に向かいましたか?

  (                                                                                  )

6. イベントのことを知った時に、博多駅前からどれくらい離れた場所にいましたか?

  (                                                                                  )

 

アンケート内容としては、このようなところでしょうか。 イベントを見に博多駅前に行かれた方!コメント欄にアンケート結果を書いていただけたら幸いです。アンケート結果、切にお待ちしています。 ぜひともよろしくお願いいたします。

 

というわけで、映画「プラチナデータ」公式Twitterアカウント の追跡を行っていたはずなのに、なんだかアンケートのお願い的な内容になってしまいました。。。。

これまでの【1】 のコラム、 【2】のコラム、そして、今回の【3】を見る限り、映画「プラチナデータ」公式Twitterアカウントには、まったくもって 「はい、ざんねん~」な要素はなく、さまざまな記録的な数値をたたき出し、むしろプラチナ級なアカウントと言えるでしょう。

 

それではいったい、どこが「はい、ざんねん~」なのでしょう。。。

またまた、長くなっていますが、次回はその点についてお話しいたしましょう。

Case File#1 はい、ざんねん~ 「プラチナデータ」 【4】 に続く。 

 

そして、アンケートをお願いできたら嬉しいな。

それにしても、「6万人のフォロワーさん」というと、東京ドームコンサートの動員数より多い数字になりますよね。 6万人に向けての告知を想像すると、ドームに入りきれないほどの人数が、告知とともに、うぉー、となるイメージでしょうか。 Twitterの伝播力を考慮に入れると、6万人の第一波が「うぉー」となった後、周囲に波状的に「うぉー」が広がっていくイメージとなりますか。 

そう想像するとおもしろいです。 フォロワーの立場としては、公式アカウントには、「お前ら6万人幸せにしてやるぜ~!」という気持ちを込めてツイートしてもらえると嬉しいかもです。