プラチナデータのソーシャルエンタメ的なお話は、第4回でもう終わりと思っていたのですが、これは書かずにはいられない、「やっぱり、ざんねん~」的な出来事があったので、Case File#1の【5】として載せておきますね。
「やっぱり、ざんねん~」とは、TVで言えば、ある種の放送事故のような、、、何といえばよいのでしょう。炎上などとは違う種別のネット事故?、それとも、プロモーションの事故で、プロモ事故?的な?
さて、どのような事故であるか詳しく述べていきましょう。
映画のプロモーションとして、TwitterやFacebookが活用されているということは、プラチナデータの事例 Case File#1 【1】~【4】 で4回にわたって紹介してきましたが、やはり、ネットによるプロモーションとして主幹となるのは「公式サイト」となります。
プラチナデータの公式サイトが見れないらしいという噂を聞いて、先ごろ、久々にプラチナデータの公式サイトを訪れてみたら、なんとびっくり!公式サイトに異変が生じていました。
サイトのハードコピーを貼りましたが、字が小さく読みにくくてすみません。
詳細は実際のサイトに飛んでいただくとして、サイトに記載されていることを要約すると、
- このサイトはファン一個人が運営しており、映画制作・原作関連の企業団体組織、
出演者及び原作者などとは一切関係ない。 - プラチナデータ映画公式サイトは、2014年1月末をもって消失した。
- その後2014年3月1日1時25分に「platinadata.jp」は、映画公式とは全く無関係な方が取得され、多くの広告が掲載されたページとなっていた。
- 映画「プラチナデータ」のファンの方が、元公式サイトのURLが、映画とは無関係な方の広告収入のためだけに運営されるページとして公開されているのを忍びなく思い、諸手続を経て、2014年3月7日23時47分よりURLを管理するに至った。
- サイトへのアクセスが多いことに困惑して、2014年3月10日 URLを取得するまでの経緯説明を行った。
だそうです。
まさか、「プラチナデータ」映画公開の2013年3月16日から10か月あまりで、URLが消失してしまっていたとは。DVD&Blu-rayの発売である2013年9月27日からもたったの4か月。まだ、地上波での放送もされていないのに、こんなに早くサイトを閉じてしまうものなのか。
サイト消失は、故意なのか、事故なのか、はたまた、ただのURL使用申請漏れなのか、、、真偽のほどは、関係者しか分からない事ですが、プラチナデータのURL http://www.platinadata.jp/ をファンの方が守り抜いているということを、ぜひとも、映画のプロモーションに携わる方々には知っていてほしい。
公式サイトやTwitterのアカウントがある日突然なくなってしまったら、喪失感を感じる。他の目的で使われだしたのを見てしまったら、守りたいと思う。誰もが実際にURLを守るという行動をとれるわけではないですが、ファンというのはそういうものなのです。ネットだけのつながりだったものは、もう痕跡がどこにもなくなってしまうので、それだけ喪失感も強く、より守りたいと感じるのでしょう。
それは、映画の出演者や制作スタッフも同様と思います。自分が出演したり制作した作品のサイトが
ある日突然無くなり、まったく別物になっていたとしたら悲しく思うにちがい有りません。
折しも、プラチナデータTwitter公式アカウントによれば、2014年3月23日(日)にテレビ朝日「日曜洋画劇場」にて地上波放送決定だそうです。
公式サイトの件だけから見ると、なんとタイミングよく、というか、タイミング悪く?放映決定という感じもします。
プラチナデータの原作自体がシリーズ物でないために、難しいかもしれませんが、いつの日かhttp://www.platinadata.jp/ が公式として復活する時が来てほしいものです。
それにしても、公式サイトって普通どれくらいで閉じられるものなのか気になりますよね。
やっぱり公開後一年くらいがめどなんでしょうか。。。
サイトを閉じるのは仕方ないとして、その後はやはりほかの関係ないサイトになってしまっても、仕方ないものなんでしょうか。。。
DVD&Blu-rayはずっと発売されているわけだし、宣伝活動的にもしばらくの間は残しておいてもいいような気もしますが、、、
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